2020年10月4日 Angelo 14th Anniversary THE GROUND OF REUNION 大宮ソニックシティ
2020年10月4日 Angelo 14th Anniversary THE GROUND OF REUNION 大宮ソニックシティ
久しぶり過ぎる大宮ソニックシティ。え?13年前の2007年以来とか!?(;゚Д゚)
確かあの頃はまだPIERROT解散の痛みも抱えたまま、とにかく前へ進まなくては…!って必死な頃で。
何だか感傷的な気持ちが過るのは、そのせい?
勿論、今は完全無欠に幸せいっぱいでお祝いできる気持ちなわけで。これがAngeloと積み上げてきた14年なんだ…と会場に入る前から泣きそうに;(早すぎ)
会場は人数が制限されているせいか、物販もトイレもほぼ混まずで快適そのもの。
席は配信カメラクルーがステージ下にいるし、ソーシャルディスタンスのためか、3列までは布がかけられて、4列目が実質最前。
ありがたいことに一桁の席番だったので、とても視界がクリア☆
隣の人との間の席はブルーのテープが貼られ空席指定。でも二人で申し込んだ人はちゃんと並んでたから不規則な配席で、あれはスタッフさん準備が大変だったろうな。
本当に感謝で頭が下がります。
そしてSEが始まった途端、ステージには紗幕がゆっくり降下!!
ツアーロゴのバックドロップもステージ奥に下りてきて会場の熱も一気に上がる中、メンバー登場。
背後のライトを背負って、紗幕にメンバーの大きなシルエットー!!これこれ!!薄い幕越しに焦らされて、見えるのに届かない感じが余計テンション上がるー!!
そして、出てきた壇上でキリトさんが力強く両手を広げた姿!キリトさんのこの姿に何度心震えたか。
①「Umbilical cord」
静かにツアーロゴのバックドロップが上がっていき、紗幕に幾何学的な映像や磔の十字架を背負い丘を引きずり登る人などが浮かび上がる演出。
画面越しでは淡いけど、会場では結構はっきり見えていて。モニターとは違う浮遊するような映像は、捉えどころがなく非現実的ですごく不思議な感覚。
紗幕越し照明を絞ったステージ、深くフードを被るキリトさんの表情も見えにくく、まるで、今この対面でのライブが本当に現実?と錯覚するかのよう。
②「evil」
Aメロが終わった瞬間、紗幕が勢いよく落とされて、一気にメンバーの姿が鮮明に!
同時に背後のスクリーンは眩しい光に埋め尽くされて、そこに立つメンバーの圧倒的な実在感。まるで一曲目との落差を見せつけるような鮮烈な演出に全面降伏。カッコよすぎる!!
「未来を受け入れた」の吠えるタケオさんにはクラクラした。素敵すぎる…♡
③「ACTIVATE RESONATE」
キリトさんがフードを払い除けたー!コータとタケオさんの煽りキター!いやもう心の中で絶叫(笑)
会場中がヘドバンとクラップで埋め尽くされて、さらに熱が上がった曲。声が出せない中、より一体感を感じられるクラップの曲は本当に嬉しかった☆
そして冒頭のギラっと熱いタケオさんが最高で最高!
勿論、まるで咆哮のようなKaryuのコーラスで一気にテンション上がるっ!
MC1
「大宮、ここまで集まってくれて本当にありがとう。凄い会いたかったです。」
「まだ声は出せないので、僕が一方的に投げかけますが、拍手なり拳なりで見せてくれれば感情がぶつかってきますんで十分伝わってきます。
決してシカトされたとヘソを曲げませんから(笑)」
拗ねるとか!か、可愛い…っ!
「ややこしいレスポンスになると思うんで、やってみようかな。
行けんのか大宮ー!」
結果、拍手と拳が入り交じり笑っちゃうキリトさん(笑)その後ろで仏の微笑みのタケオさん♡パラダイスか…✨
④「A MONOLOGUE BY MEPHISTO」
中腰のオラオラな「ブチ切れていくぞ!大宮ー!」からのメチャクチャ綺麗なヘドバン!お立ち台スクワット状態であんな激しいヘドバンって、どんだけ体幹凄いの!毎回惚れ直すっ
そして、Karyuのヘドバンもいきなりトップギア!サラサラの髪の軌道が美しすぎる。
何より、最後の「決して見捨てはしないから」の後、頷きながら伸ばした手で手招きしてくれたキリトさんの笑顔は忘れられない。
⑤「CREVASSE」
戦闘に向かう世界なのか、サビで降り注ぐ爆撃弾や燃え盛る炎で世紀末的な恐ろしい映像。破滅的な曲の世界観とリンクして迫力が半端なし。
そしてキリトさんのターンは相変わらずキレッキレの3回転☆ブラボー!
あ、白いスモークの演出がホールらしくて嬉しかったな。いつかまた銀テも見たいですっ!お願いタナベさんっ(笑)
⑥「NEW CENTURY BIRTH VOICE」
激しい曲なのに、やたらめったらキリトさんが色っぽかったのは何事かと!?(笑)
唇に触れる指先だとか、しなやかな腕の振りだとかに目が釘付け。
そして透けるジャケットをはためかせて、髪振り乱してヘドバンするKaryuは絵になりすぎで男前すぎ!
⑦「HYBRID CENTURY」
ステージにキラキラの白い光があふれて、村田兄弟にクラップ煽られたり、すごく幸せなエネルギーがいっぱい!
そして、冒頭のギルがアイドル張りにニッコニコで可愛いこと この上なし☆
それにしても、前の曲から「CENTURY」繋がり?と思ったけど、同じ『新しく世界を創り出す』ことでも、破滅的な前曲と希望あるこの曲の対比が際立つな。
同じことでも、見方によって変わるんだよってことかしら?
⑧「止まない雪」
もちろんモニターには雪の映像。PIERROTのパウスノのように視界を埋め尽くして降りしきる雪もだけど、大画面いっぱいにこちらに向かって吹きつけるような雪が怖いくらいで。
まるで本当に吹雪の中、歯を食いしばりながら進んでいくような。3Ⅾの映画の中に入り込んだ、そんな錯覚をおこす立体的な映像だったな。
印象的だったのが、いつもより「時計の針」の指が大きく動いていたシーン。
新たに踏み出す決意の表れのようで、グッときたな。
⑨「光の記憶」
いつもは切なさが先行しがちなんだけど、なぜか今回はとても力強く響いたのが不思議だった曲。
キリトさんの声の強さなのか、思いの強さなのか。
「刻んだ時間の中」からの、スタンドからマイクをもぎ取り歌う まっすぐな眼差しは綺麗すぎた。
⑩「CRUELWORLD」
大好きな1曲だからまた聞けて嬉しかった!
そしてメッセージなのか、意味深なイメージの断片が次から次へ現れる映像に目が奪われて。真っ赤に染まる自由の女神、引きずり込まれそうな激しく暗い海、立ち尽くす子供、見開いた瞳孔、生々しい争いの爪痕、兵器、廃墟、骸骨。
そして、それは届いているの…?と思った、ただひたすら天に祈りを捧げる人。
是非とも映像だけフルで見てみたかった。
⑪「報いの虹」
冒頭から鮮やかな虹色の照明全開!ホールの大きな空間が本当に似合う曲。
今回、数少ないキリトさんとKaryuの並ぶ姿が見られたり、会場にも笑顔が溢れてるにも関わらず、個人的には泣きながら聞いた曲。
MCを通して伝えてくれた、キリトさんの、Angeloの決意そのものの歌詞が深く沁みて。
私達もどんな否定や非難の雨が降ろうと、不確かな未来へ一緒に踏み出す覚悟は出来てる。メンバーが信じてくれるから。
そんな、Angeloと私達の積み上げて来た絆が見えた曲に思えて、嬉しくて泣けて仕方なかった。
MC2
「本当に今日楽しいです。君たちも声が出せない不自由さはあると思いますが、楽しんでくれていると信じています。」
「生きていく中では突然手足を縛られるようなことがありますから、対応して変化しながら、それでも楽しむことが大事だと思います。」
「俺もこの大変な時代、乗り越えようと必死にもがいています。まあ、できると思っているんで。君達を、多くの皆さんを連れて行こうと思っています。よろしくお願いします」
「世界的にこんなに大変な時代は中々ないと思います。Angeloもツアーが中止になったり、新しいやり方に変えて何とか生き延びてきました。
皆さんも慣れないやり方について来てくれて、大変な思いを積み重ねて、10月4日の今日、ライブができるところまでたどり着きました。
俺の波乱万丈な音楽人生でも類を見ないくらい大変なことでした。
それでも今回も乗り越えていけると信じています。」
「世界がどんな状況でも俺たちは音楽を作り続け、アルバムを完成させました。タイトルは『evolve』、進化という意味です。その表題曲を聞いてください」
⑫新曲「evolve」
第一印象は“これはまたAngeloらしい複雑な曲!”(ガッツリ褒め言葉)
すごく不思議なメロディーラインも気になったけど、全編通して、ドラムが!タケオさんが!ずっと最高にカッコいいっ!!
ドラムの音圧も手数も容赦なく、ずーっとテンション高くて目も耳も釘付けになっちゃう!迫力あったなー☆
早く音源が聞きたい!
⑬「ORIGIN OF SPECIES「ALPHA」」
冒頭からぴょんぴょんジャンプしてたコータが可愛すぎて!今までもあんな感じだったっけ⁇
そして最後にキリトさんが背中を向け、大きく手を広げた造形美は見惚れた。
サビの、夜景の中を滑空するような映像も綺麗だったな。凄く曲の勢いにハマってた。
⑭「RESISTANT BACTERIA」
この曲だったかな?ギルが上手に勢いよく走ってきて、コータばりに低い姿勢でギターを構えて掻き鳴らしてて。『カッコイイ!…けどなんか可愛い?』と思ったら、衣装のパンツがサルエルで☆
そんなに極端なデザインじゃないからその時に初めて気づいたけど、足を開くと一生懸命な感じが醸し出されて可愛かった(笑)
MC3
「キレてますか!大宮!(無言で拳が上がる)おーっし届いた(笑)」
「声を出さなくていいから、拳で空気をガーンと、ガシッとキリトにぶつけてください。もう一回行くからね?」
キレてるか!大宮ー!」
会場一斉に拳からのその空気を、ボクサーばりに思い切り避けたキリトさん!
心の中で突っ込んだよね、「避けるんかーい!」って(笑)
「今日は時間制限があって残り少ないんですが、歴史に残る日になってると思います。
不安も苦しみも続くと思いますが、大事なのは新しいやり方で前に進んでいくことです。」
「これからもリスクを負って、失敗も覚悟して先頭切って進んでいきます。君たちに少しでも楽しい道を残せるように進んでいきます。
これからも支えてください。俺がボロボロになってふらついた時は、支えてください。
そんな君たちの存在があるからこそ、前に進んでいけます。
一人残らず連れていきます。これからもよろしくお願いします。」
「これからも戦っていくからね。ただ閉じこもって怖がって、祈っているだけじゃ変わらないことを証明して見せます。」
⑮「FAITH」
戦っていくという決意表明の後に聞く、信念を鋭く問う「FAITH」は刺さるほど力強かった。Angeloの曲の中でも、凛とした決意にとても似合う曲だな。
そして、後ろで点滅するような真っ黒の謎の球体の映像が気になってしょうがなかった(笑)
最後はアウトロでめっちゃ叫ぶギルが印象的!他の曲でも結構吠えて気がするんだけど、思い出せないっ💦
⑯「STOP THE TIME , YOU ARE BEAUTIFUL」
始まった瞬間、“この曲ってこんなに前向きなイメージだっけ?”ってちょっと驚いたのを覚えてる。
アルバムツアーで聞いていた時はイメージが物語に引っ張られたけど、単体で聞くと音やメロディーの明るさにとても気分が上がる曲だと再認識。
上手で唯一のキリトさんとギルのワチャワチャあり。「誘惑を差し出す」ところでキリトさんにドヤ顔で差し出されたのは、ギルの肩☆何そのドヤっぷり!とキリター的にちょっと対抗心煽られるんですが(笑)
他にも下手でコータの華麗なターンあり、Karyuがひざまづくようにカメラに近づいて弾いてたり、最後の熱の入ったドラムの締めとか、見所満載で目が足りなかった!
アンコールは拍手のみ。 これがぴったり合ってて気持ちよかった(笑)
メンバー登場。キリトさんは蝶のキリト一家Tシャツ、4人はAngeloの黒Tシャツ。
蝶可愛いー。買っておいて正解だったな☆
あ!キリトさん、手が裸!!
メンバー紹介
「声のレスポンスは無いですが、コンパクトにメンバー紹介します」
タケオさん
「特殊な空気ですが、振り上げた拳のパワーが俺のとこまでもたくさん届いてますよ!久しぶりに凄く気持ちよくやれてます。ありがとうございます。
あと少し、気持ちと腕とで気持ちよくなっていきましょう!」
拳とか腕でとかのワードの度、控えめなガッツポーズが愛しい❤
コータ
「久しぶりです。特殊な状況下だからこそ、全てがありがたく感じますし感謝しかないですね。
変わらず進んでいくんで、変わらずよろしくお願いします!」
ダジャレなしの渋いバージョンコータ(笑)
ギル
「本当にどうもありがとう!(ニコッ)みんなの手から物凄いエネルギーがもらえて、とても楽しく嬉しく演奏させてもらっています!(頷きながら会場の拍手に)優しい!
こんないい会場を準備してもらって、みんなにも会えて、今日という日を大切にしたいと思います!」
アイドルスマイル・ギル☆
Karyu
「お久しぶりです。今日を迎えられたこと、感謝してます。ありがとうございます。
こういうの初めての体験ですよね?全員一緒に初体験をするっていうことは、珍しことで(笑)記念に残るライブだな、と思いつつ感謝してます。」
触覚みたいな前髪が可愛かった!
キリトさん (あ…グローブしてる)
「(文言タオルを見せながら)是非このタオル見せて警戒しながら、回りの人から警戒されてください(笑)」
「今日はAngeloにとっても記憶に残るライブになってます。
コロナの中、まだまだエンタメの世界は横を見ながら探り探りという状況ですが、俺の性格上うだうだ待っててもしょうがないんで。
やることはやって、準備も覚悟もして、『evolve』というアルバムを作りました。そして11月から全国ツアーをします。」
ツアー!!諦め半分だったから、叫びたいほど嬉しかった!!
「発表はしましたがちゃんと出来るかはまだわからないし、まだリスクがあるから動かないほうがいいのかもしれない。でも進化するにはリスクを背負わなきゃいけないと思います。
ただリスクを弄ばず、振り回されず、止まる覚悟を持って前に進んでいきます」
「でもその結果、失敗するかも世間に非難されるかもしれない。だけど誰かが道を切り開かなきゃ、後から来る人が困っちゃうからね。」
「決してファンの皆さんに迷惑をかけることなく、何かあれば俺が全部背負うつもりで切り開いていきます。リスクを背負って進まなければ、進化はないと思います。
だから、出来れば一緒について来てほしいです。」
静かで優しい口調に胸がいっぱいで、ただ指先が冷たくなるまで拍手するしかなかった。
「心配はしてないです。俺達を長く見てくれてるみんなは、この先何があっても一緒に雨に濡れて、俺たちの周りで傘になってくれるファンの人たちだから。
雨が降っても怖くないです。」
この言葉、もの凄く嬉しかったな。本当に泣きたいくらい嬉しい言葉だった。
こちらこそ、これからもずっとずっと一緒に歩いていきたいです!!(泣)
「まだ暴れたいだろ!大宮ー!」
EN①「Daybreakers」
兄弟キター!上手に飛び出したコータの肩をがっちりホールドのキリトさん&お兄ちゃんに全開笑顔の弟!最高の癒しだー☆
実はその横でコータに絡みに行こうとして、お兄ちゃんに先を越されたわんこギルが(笑)苦笑いで退散しちゃったよね、ドンマイ!
EN②「RIP」
久々のマイクの破壊音!滾る!!
破壊前のお立ち台での不敵な表情も最高だった。
そういえばギルが上手でガシガシ弾いてて、Karyuが帰ってきたこと気づかなくて。
しばらく弾いてて“あれ?”って後ろに気づいて、慌てて下手に帰っていったの可愛かった☆
EN③「Script error」
曲だけでもテンションダダ上がりなのに、キリトさんが蝶を脱いだー!
下に着ていたタンクトップは襟も脇もざっくり開いてて、胸の鳳凰ー!って発狂しかけたら背中にリアル虎!?ってビックリ☆
それはもう、大阪のオバちゃんも顔負けなくらいのリアル虎だった(笑)
心の中で叫びながらの、リーライオー&フォーゲットーだったけど、やっぱり最高に楽しい!!
最後のドラムの締めもめっちゃ熱が入ってて、最高すぎたっ☆
最後の挨拶
タケオさん
「今日はサイレントな感じだけど、とても気持ちよく暴れることができました!
こうやって新しい形で繋がれる時間を増やせていければいいなと思います。
これからもよろしくっ!」
会場に反響くほど素敵な声!
ギル
「本当に今日はどうもありがとうー!すごい近い距離で繋がれた気がします。ありがとうございましたっ!」
コータ
「本当にありがとうございます。もう感謝しか浮かびません。今日も最高でした!ありがとう」
Karyu
「久しぶりに頭振ったら、クラクラしてますけど最高です。楽しいです。また一緒に楽しみましょう!ありがとうございました」
キリトさん
「本当に今日という日は大切な日になりました。
こういう形とはいえ実際のライブが一番だと思います。
今日は来れなくてネットで参加したり、ここに来れなかった人達も一刻も早く、また一人でも多く、こうやって実際のライブを一緒に楽しめる日が来ることを信じてるし、その日に向けて着実に前に進んでいこうと思いますので、これからもよろしく!
ありがとうございました!」
全員で深々お辞儀の後、大きく手を振りながらメンバー退場。
キリトさんはいつものお立ち台じゃなく、中央の階段上へ。
ソーシャルディスタンスの配慮ですよね?
そして恒例の生声 「どうもありがとうーーーー!!」
深々お辞儀の後、頷きながら手を振りつつ、最後に下手で再度深くお辞儀。
最後はグーの拳を挙げて、手を振りながら背中の虎と共に退場(笑)
本当に心に深く留めておきたいライブでした!
Angeloの揺るぎない決意、私達ファンへの深い信頼に、泣きたくなるほど胸が熱くなる瞬間が何度もあって。
冬のツアーも行けるように、体調管理も仕事も頑張るぞー!!
Angelo最高ーーー!!
2020年7月26日 Angelo NEOPHASE 梅田TRAD 追記
本編以外の諸々の追記。
①会場内配置
いつもは後ろまで人がいっぱいなことが多いumeda TRAD。
スタンディングなら、キャパ700人のところ、今回は定員70人。
一列10人くらい?ステージ前は3列。
一段上がったところから4~10列ととても贅沢な配置。
当たり前だけど、中ほどで見てた私も視界良好で めちゃくちゃ見やすかった。
でも、やっぱり後ろまでギュッとなったTRADが早く見たいな…とつくづく思ったな。
②終演後のレア体験
今回はライブが終わってから規制退場が!
勿論、密にならないようにだけど、ドームやアリーナ以外で初めて(笑)
で、私の席は下手端だったんだけど、終演後すぐに横の薄い壁の向こうの通路から、複数のパタパタ急ぎ足の足音が❗
え?これってメンバー?ってビックリ✨😆
umeda TRADは構造上、多分関係者入口とお客さんの入口が一緒だと思うので。
普段のライブ後も、メンバーが出てからお客さんを出すのか、しばらく出口が開かないもんね。
いつものライブ後なら、大人数のざわめきやSEで気づかないと思うけど、今回は終演後もとっても静かで。
だから、そんな足音まで聞こえたんだなぁ~✨と珍しい体験に楽しくなっちゃった(*´∇`)
③幻の手袋
ギリギリに到着した私が悪いんだけど。
感染者が出た時に追尾出来る大阪のアプリをインストールしなきゃ、とか、それが折り返しのメールが来ないとか、てんやわんやでバタバタ😅
やっと入れると思ったら、何と手袋の在庫がないとのことでマスクだけで入場することに💦
とりあえず、うっかり拍手しないよう、ハンカチをずっと握り締めてなきゃ!と思ってたら、めっちゃ泣いてたので全然手離せませんでした(笑)
手袋は連絡したら後で送って下さるとのことだったけど、手間もかけちゃうしグッズで追加してるので、まぁいいかな(*´∇`)
④太陽神降臨✨
Twitterにも載せたけど、昼間のどしゃ降りが嘘みたいに、夕陽が射すライブ後の光景。
音楽でも言葉でも希望を貰ったけど、こういう偶然の景色にまで勇気づけられる!!
思わず太陽神を拝みそうになったわ(笑)
本当に本当に、忘れられない素敵なライブでした!!
厳しい状況の中、ライブを実現するために細心の配慮をしてくださったスタッフの皆さんに、心から感謝します。
何より、Angeloメンバーに。
ファンの私達を大切に思ってくれて、会いにきてくれたことに。
最大級の感謝と伝えきれないほどの愛を✨
Angelo最高ーー゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚❤️❤️
2020年7月26日 Angelo NEOPHASE 梅田TRAD
2020年7月26日 Angelo NEOPHASE 大阪TRAD
薄暗がりの中、いつもの順で静かにメンバー登場。
歓声はないけど、固唾を飲むような会場の雰囲気。
私にとってはキリバ以来の生メンバー!
薄闇からライトが次第に明るくなり、メンバーがステージに浮かび上がる様子に「ああ…ライブなんだ…!」ってゾワリと鳥肌が。
しかもすでに嬉しすぎて涙が滲むって涙腺の弱さ😂
①「Beginning」
誰が決める?(舌ぺろっ)の妖艶さ、ほんの少し笑っていて(首コテン)の可愛さに撃沈。
何よりこの状況下だからこそ、一曲目に、君を連れていく、と力強く決意表明されたのが本当に嬉しかった(泣)
そしてイントロから小さく頭でリズムを取る、アウトロで待ち構えて『いざっ!』ってフレーズに入っていったギルは可愛すぎた💕
②「螺旋」
まさに今の状況“信じた未来は弾けて消えた” 。そして最後の“それでも止まない声が背中を押した”で
予言者、健在…!って震えた。
③「光の記憶」
アコースティックならではのイントロ大好き。そして裏メロ的なベースの旋律が個人的に大好き。
基本的にL'ArcやLa'crymaの派手なベースで育ったものですから(笑)
MC1
「わざわざ不安な中来てくれた、君たちの気持ちに答えられるようなライブを命がけでします」
「大阪に来られたことの幸せを噛み締めています。
どんな形でも皆さんに会えること、ステージで歌えることに幸せを感じています」
「マスクに手袋で、拍手してもパフパフですが(笑)
いいですよ、この沈黙の中で気持ちを通じ合わせていきましょう」
「こういうテンション感ですが、もの凄く楽しんでやってますから」
会えたことの感謝なんて、こちらの方が感謝し足りないくらいなのに!😭
そして、パフパフって!擬音語のチョイスが可愛すぎて声を我慢するのが拷問かと🤣
④「Speak to deep colors」
メンバーの頭上から降り注ぐ、天使の梯子のような光が印象的で。
曲の持つあたたかい救いの言葉とあいまって、まるで宗教画のような清らかな雰囲気だった。
⑤「EVE」
燃えるような夕暮れ色の照明の中、ドラマティックに歌い上げられるのは圧巻の一言。
映像が立ち上がるかのような歌詞が本当に好き。
最後の“描けばいいのかを”のロングトーンが力強くて、胸がギュッとなったな。
⑥「Sorrow tomorrow」
曲の間、あたたかい声と何度もそっと頭上を見上げるキリトさんが印象的だった1曲。
そして最後の最後、タケオさんの壊れやすいガラス細工を両手でそっと置くような、繊細なタムの締めがカッコよくて‼️息を潜めて見入ってしまった!!
⑦「止まない雪」
次の「ホログラム」と共に、鬼気迫る声に息を殺して聞き入った曲。
青白い光の中、泣き叫ぶような激情が乗る歌に涙腺が壊れたのは私だけじゃなく、会場のあちこちで涙を拭う姿があったのをよく覚えてる。
⑧「ホログラム」
闇と暗い赤のライティングが映画のワンシーンのようにドラマティック。
ZAIKOではあまり映ってなかったけど、「止まない雪」と共に、キリトさんが感情の昂りのあまり、右足を何度も打ち付けるように踏みしめてたのが印象的だった。
ちなみに、“確信めいた笑顔”の首かしげ+髪かき上げ+舌ペロは、あざとエロ可愛くて倒れました。
⑨「Voice of the cradle」
冒頭のギター隊の掛け合いはお互いの音色の違いが際立ちとても素敵。
後半の“朱く染まる雫”のブレイクで、ステージが青から朱く照明が変わって、無音の中、キリトさんが切なそうに見上げる瞬間。あの場面は切り取ってずっと取っておきたかった…。
MC2
「バラードは違うスイッチで歌に集中出来るし、この沈黙が凄く素敵だなと思ってます」
「また時が来れば、いつもの激しいライブが出来ると思ってます。
それまでしぶとく、あざとく生きていこうと思うので、末永くよろしくお願いします」
「人間だから何かあると気持ちが折れそうになったり、嫌になることがあって当然だと思います。
…決して強い人ばかりでは無いでしょう。
だからこそ、僕達のようなアーティストが音楽を届け続けなくちゃいけないと思います」
「俺達がこうしてやっていけるのは、支えてくれる、求めてくれるたくさんの命があるからだと思います。
こうして出会いと別れを繰り返しながら、辛いけどそれでも素敵な未来へ歩いて行くんだとおもいます」
⑩「事象の地平線」
聞くたびに、かつてキリトさんの辛い時期にそっと寄り添ってくれた、小さな命のことを思い出す曲。
最後のアウトロ、ずっとうつむいていたキリトさんが一瞬だけ見上げ、目を瞑った表情が凄く優しかったな。
⑪「PRAY」
歌詞が沁みて泣けて仕方なかった一曲。
“一瞬だけ足を止めて見渡した”で、椅子ごとくるっと回りながら、会場を見渡すキリトさん。
前屈みで“うん、うん”と頷きながら、しっかり会場を見つめる姿にグッときたな。
⑫「A new story」
キリトさんが手を大きく振り伸ばしたり、手のひらで会場の端から端まで指し示したり、アクリル板を越えて手を伸ばしたり。
昂る感情が思わず溢れたような動きに、私も気持ちが引っ張られて、ただ、ひたすら早く一緒に歌いたくてたまらなかった!(泣)
最後の“そーれーなーのにー”前の、ギルの下→上のストロークのジャランジャランが凄く好き!
MC3
「今回は人類の歴史に残る大変な時期です。でも、人間は立ち止まるわけにはいきません」
「確かに今までの慣れ親しんだものを手放すのは怖くて勇気が要ります。
今は有無を言わさず新しい世界に押し出された感覚というか…」
「そんな不安な中で、俺達は皆さんに助けられ、背中を押されこの場所に立てること、凄くありがたいと思っています」
「Angeloの背中を押し続けてくれた皆さんに、これから先も恩返しをしたいと思います。
こうして皆さんが会いに来てくれれば、求めてくれれば、ちゃんとこの場所で、いつだって歌を歌います。
それぐらいしかできないかもしれないけど、それがめいっぱいの皆さんに対する気持ちです」
⑬「Crave to you」
直前のMCでもらえた、“歌い続ける”という約束の後の
“一つ残らず守れるように”
ですから!
もう『大好き』とか『ありがとう』とか『ずっとずっとこれからも…』とか色々ぐるぐる→大泣き。
いやもう、これは仕方ない。うん、そりゃ泣く。
あとKaryuがね、すごく会場を見てくれていて。グッときたな。
⑭「CRUELWORLD」
イントロでスッと立ち上がったキリトさんに、会場でも「えっ!?」って動揺が広がったんだけど。
立ち姿のキリトさんが、あんなに胸に迫るものだとは…。
いつも見ていた光景が、今は普通でないとまざまざと感じた一瞬だった。
でも、あんなに慈しみ深い眼差しだったんですね…。
私達、大切にされてるなぁ。幸せだなぁ。😭
MC4
「まだまだずっと、ここに居たい気持ちは満載なのですが」
「辛い時代が続きますが、皆さん分かっているように、どんな困難な状況でも、楽しんですり抜ける方法をいつも考えてますから。
大丈夫です」
キリトさんの笑顔…!😭
「こうして同じ時間を共有できたこと、ずっと記憶に残る貴重な体験だったと思います」
「明日を、未来を生きていくためには、辛くても手放さねばならないこともあります。
もう二度と取り戻すことが出来ないものへ、思いを馳せて、だけど前へ進んでいくんだという思いをこめて。
ラスト『SEE YOU AGAIN』」
⑮「SEE YOU AGAIN」
明るい金色にも見える光が降り注ぐステージ。
確かにメンバーが存在することに、
“声をあげて泣いていいから”
と許されることに。
それはもう泣くしかなくて、久々にこんなに泣きながらライブに参戦したな。
MCラスト
「今日はわざわざ来てくれてありがとう。
皆さんの安全が第一ですから、家に帰るまでがライブです。
寄り道せずに、出来るだけまっすぐ直線で帰ってください(笑)」
「ここに来てくれた大切な皆さんが、誰一人欠けること無く、安全にまた次のライブに会いに来てくれること。
これからも長く一緒に共有していけること。信じていますから。」
「今日は一緒に、この大切な空間を作りあげてくれて、ありがとうございました。
また 会いましょう」
絶対会いましょう!!!( ノД`)…
そしてメンバー退場。
ギル→一度振り返ってから退場。
コータ→真ん中でお辞儀、右手を挙げる。
Karyu→上手でお手てフリフリ。にこにこしながら退場。
キリトさん→下手で胸の前で両手をギュッと握った後、人差し指で声を出さないよう“しーっ”。顔の横で両手フリフリしてから、深々とお辞儀。
右手で口元を押さえながら、左手でバイバイ👋しつつ退場。
タケオさん→真ん中でゆっくりお辞儀。会場に深く頷いて、右手フリフリしながら退場。
なかなかファンクラブ旅行に行けない身としては、貴重なアコースティックライブを体験できたことに感謝感激でした‼️
しかもバンドとファンの私達が どんなに相思相愛なのか、改めて感じられて。
嬉しい言葉や約束をたくさんもらえて、幸せすぎる時間でした。
本当にAngelo大好きだーっ❤️❤️